屋根カバー工法について
屋根カバー工法とは?
屋根カバー工法とは、古い屋根の上に新しく軽い屋根素材を張りかぶせる工事方法のことです。
戸建て住宅には沢山のストレート屋根が使われています。
このストレート屋根がひどく劣化でした場合や、防水シート(ルーフィング)に問題がある場合に屋根を取り替える「葺き替え(ふきかえ)工事」や上記の「屋根カバー工事」を行います。
今回はこちらの屋根カバー工法についてご説明していきます。
屋根カバー工事イメージ
屋根カバー工事施工前
屋根カバー工事施工後
— 目次 —
1.屋根カバー工法の屋根材について
屋根カバー工法の屋根材として主に主流となるのがガルバリウム鋼板です。
このガルバリウム鋼板は錆に強く、劣化もしにくいため塗装をしない状態でも30年位はそのまま放っておいても大丈夫なとても丈夫な屋根材です。
2.屋根カバー工法の歴史について
剥離現象が起こってしまったパミール屋根
屋根カバー工法が主流となってきている背景としましては、1996年から2008年に販売されていたパミールという屋根材に起因しています。
このパミールという屋根ですが、設置工事後10年ほどで剥離する事象が相次いだことが問題となりました。
(特に、パミール屋根材の上に太陽光パネルを設置された場合、剥離した屋根材から太陽光パネルが落下する危険があり、大変危険な状態となります。)
もちろん、現在ではこのパミールの屋根材の販売はされておりませんが今もパミールの屋根材を使用している住まいも多数ございます。
このようなパミールの屋根材を使用した住まいにはカバー工法で屋根を被せる工事が主流となっており、
葺き替え(ふきかえ)より低コストで工事が可能なうえに2重防水の役割も果たすことで、大変多くの方から支持されております。
3.どんな屋根でも使えるの?
屋根カバー工法は平らな屋根でのみ行える施工のため、瓦など段差のあるような屋根材では使用できません。
ストレート(コロニアル)やアスファルトシングルなどの屋根であれば施工が可能です。
ご自身での判断が難しい場合などにはお気軽にご相談下さいませ。
4.施工の期間はどれくらい?
工事になりますため、面積により施工期間は異なりますが一般的な住まいの屋根であれば余裕をもって1週間ほど頂いております。
雨天の場合や屋根の状態によってももちろん施工期間は変動いたしますので、事前のお打ち合わせ時にしっかりとご説明させていただきます。
5.屋根カバー工法のメリット・デメリットは?
屋根カバー工法のメリットは何と言ってもメンテナンスいらずの耐久性になります。
ガルバリウム鋼板での施工の場合、前述の通り30年以上の耐久性がありますので、その期間は塗装・メンテナンスが不要です。
また、断熱材入りの屋根材や遮熱性に優れた屋根材もあり、室内の温度上昇を抑え快適な温度を保ったり、夏場の強い日差しによる温度上昇を防ぐことも可能です。
更に、屋根の上にさらに屋根をかぶせる屋根カバー工法では2重防水という意味でも雨漏りのリスクは大幅に軽減することができます。
このような利便性に優れた屋根カバー工法ですが、デメリットとして挙げていくとすれば塗装に比べ費用が高くなります。
また、屋根の上にさらに屋根をかぶせることになるため、屋根全体の重量が上がりますので耐久性の考慮も必要となります。
安心安全快適な住まいのため、このようなメリット、デメリットはしっかりとご理解の上でご検討いただくことが重要です。
メリット
- 30年以上の耐久性
- メンテナンス不要でお手入れが用意
- 断熱・遮熱も可能。室内の温度をより快適に
- 2重防水で雨漏りのリスクも回避
デメリット
- 塗装と比べコストが高い
- 屋根の重量が上がるため全体の耐久性の考慮が必要
6.業者を選ぶ時のポイントは?
中間マージンの発生するリフォーム屋さんの場合、金額も高くなりますので、屋根専門の職人を揃えている自社職人なら金額も抑えられます。
次に大事な事は屋根の下の防水シート(ルーフィング)です。これもピンキリなので、どんなルーフィングを使っているのか確認してみてください。
業者選びのポイント |
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そのほかにも、見積もり前の現地調査はしっかり行ってくれるか、わかりやすい説明をしてくれるか、
提示された見積書には詳細が記載されているかや屋根カバー工事に限らず最善の屋根リフォームを
提案してくれるかなど、お客様の目線に立った説明や対応をしてくれることもとても重要なポイントです。
7.エアリーヴィレッジの屋根カバー工事はここがすごい!
当社ではお見積から工事完了まですべて自社の職人が施工しております。
前述の通り、自社で職人が在籍することで中間マージンなどのコストを最大限抑えた価格でご提供しています。
現地調査もしっかりと行い、屋根の現状を確認させていただいたうえでお見積りを提出いたします。
最近では、多くのリフォーム屋さんで自社職人を謳っていますが(とても残念なことに)実際は外部への委託で賄っている業者もおり、そういった場合にはお見積り金額にどうしてもマージンが乗るため完全自社施工の業者と比べ割高だったり、工事内容が削られてりしていることがございます。
屋根塗装、屋根カバー工事を検討の際には複数の業者からお見積りを取ることをお勧めいたします。そのうえで是非、当社と比べてみてください。
工事はもちろんのこと、屋根材や塗料、下地材までお客様が長く安心してご利用いただけますよう、こだわりを持って厳選しております。
決して安い買い物ではないからこそ、不安なときはどうぞ どんなことでもご相談ください。エアリーヴィレッジのスタッフ一同、ご安心・ご納得いただけますよう、丁寧にしっかりと説明させていただきます。
エアリーヴィレッジでは外壁塗装・屋根塗装の無料診断実施中!ご相談・お見積りはもちろん無料です!
その他、気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください♪
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